YAMAHA YZ80
スイングアーム延長(ラージ流用)
とりあえずスモールのまま乗る事にしたYZだけど、ホイールベース短いし挙動もクイックだし、ちょっと乗り難かった(その方が練習になるとも言われたけど…)ので、ちょっとだけ乗りやすくならんかなぁ、なんて色々と検討してみたり。とりあえず倉庫にラージのスイングアームが余ってるので、これを流用してスイングアームを伸ばしてみます。
ラージ…?のスイングアーム。
真ん中あたりにLWって打刻してます。いつ手に入れたのか覚えてませんが、たぶんラージ用なんでしょう。
並べて比較してみます。
LW用は若干長いです。2〜3センチ?測るの忘れた…
この程度の違いじゃ変化が無いかも、なんて考えは
さっさと捨ててしまいましょう。
…はい捨てました。先に進めます。
ラージ用のスイングアーム、ピボットのベアリングが錆だらけでお亡くなりになってました。この機会にオイルシールやブッシュもまとめて交換。シール等は純正ですが、ベアリングは同規格のNTN製が1個約350円で買えたので、それを使います。
ベアリング等の打ち替え工程は省略、、、というかあんな方法恥ずかしくて公開できまへん(汗 ちゃんとした工具や治具使って作業しましょう。こういう所のニードルベアリングは簡易プレスかバイスがあると楽ですよ。
部品を組み付けグリスを塗り込んで、ピボット部のメンテが終わったらあとは組み立けるだけ。外した逆順でボルトやらホイールやら付けていきます。ここでチェーンの長さが足りない!なんて事になりがちですが、今回はドリブンスプロケットも47Tから51Tに変更するので、チェーンも用意しておきました…というか、倉庫に428ノンシールの中古が転がってました(笑 たぶん昔に一時期だけ居たセローのだと思うけど、まぁ大丈夫でしょ。
完成。
見た目変わらん。(比較写真無いけど。)
今度乗ってみないと何とも言えませんが、そんなに変化は無いかも。あと気になるのは、やっぱりスモールのソフトスプリングは柔らかすぎるかな?この前にちょっとだけ跳んだ時はサスの底突き等は気にならなかったけど、今跨るとRサスの沈み込みが大きい感じ。スイングアーム伸びたから?遊び用だしキッチリとサグ出しできてなくても良いんだけど、Rサスのスプリングを締め込んで調節できるかな。それともラージ用の中間レートか、ハードのスプリング位は入れてやろうか…。
(↑09/10/11)
機会ができたので乗ってきました。
結論から言うと、大成功!スゴク良い感じ。これまで感じてたネガな部分がほとんど無くなりました。たぶんスプロケ歯数変更の影響が大きいとは思いますが、以前乗った際は1速でゆっくり走ろうと思ったらエンジンの回転が低くて、回転を上げようと思えば出力のピーク付近で急に加速してひっくり返りそうになったり。半クラッチ使っても、もっさりした部分から急にピーキーなとこに行っちゃったりでジタバタしてましたが、それがスムーズになった感じ。速すぎず遅すぎず、回しすぎず低すぎない。パワー感とスピードのバランスが良いトコロで走れて具合がよろしい。
あとはサスセッティングして、サグだけ出したら完了、かな。
(↑09/10/19)