YAMAHA TT250R
目次 - マフラー
TT250R 4RR2 純正
中〜後期型の純正マフラーです。
重量:約4.1kg
排気口径:23mm
初期型との違いは、排気口が(後方から見て)右にオフセットされている点。 排気がナンバープレート裏に当たってパタパタと煩いので、その対策のようです。 ただし対策後であるこのマフラーでもやっぱり排気が当たって、パタパタ 音が出てます(ナンバー外して聞き比べると良く判ります)。よって純正でも若干排気音が大きめですが、 それはそれでTTRらしくて良いかな、なんて思います。
参考:排気口位置の違い
左:初期型 (4GY-14711-00)
右:中〜後期型 (4GY-14711-02)
…どうでも良い事なんだけど、パーツNo.とか調べてると たまにある『-00』と『-02』の間の仕様が気になります。 -01も存在するみたいだけど、多分マイナーチェンジ後にパーツの統廃合で消えたNo.ですかね。
TT250R 5GF?(USA) 純正
ウチのTTRへ、最高額のネタとして買ってみました。
重量:約4.1kg
排気口径:インナーパイプ有-20mm、無-45mm
重そうに見えても、国内とほぼ同じでした。
5GF-14710-00 価格5万オーヴァー…(涙目
↑注:当時の価格です。
今は改定で値上げ、6万近くとか(爆
エキパイは4GY-14611-01、国内中〜後期と同じです。出力規制?のあるAUS仕様のような「エキパイの絞り」は無く、
マフラーエンドの口径を絞って制限してる様子…なんだけど、そもそも何を制限してるんだろう?USA仕様はファンライド、保安部品無しで公道不可モデル。
AUS仕様の規制と狙いが違う、というのは同じ物を付けなかった事からの想像ですが、排気騒音かなぁ、、、
メインジェットはUSAノーマルで#137みたいです。インナーパイプ外してセッティング合わせたら、意外と国内仕様の
#147で大丈夫だったりして(汗 この辺については今後調整していきます。
既に何度か書いてますが、写真のようにボルト一本抜くだけでインナーパイプが取り外せます。
このボルトに単品でパーツNo.が付いてたので、もしやと思ったらそうでした。ちなみに インナーパイプ(ディフューザ)にはパーツNo.が無く、なくしたらマフラーASSYでないと手に入らない? アメリカ人とトモダチになって、不要になったのを輸出してもらうとか?
…まぁネタなので適当に。
黒いヒートガードと固定ボルトは部品が出ますが、国内仕様には固定部が無いため 取り付け不可かと思われます。溶接等で固定ネジ穴を作って…となると、社外品のヒートガード買った方が早そうです。
マフラーエンドも取り外せそうでしたが、中を覗いた感じでウール交換できる程度と判断し、 今回は開けてみませんでした。新品だし、壊したらマズイからってのが最大の理由ですが。
あ、あと写真の○部分に、国内には無いボルトが追加されてます。水抜き用?でもなさそうな…排気の測定時にセンサーでも付けるのかな。
(08/12/24追記)
前の休日に時間が出来たので、マフラーを交換してみました。まずはインナーパイプ付きの状態で試乗。結果は後期型の純正とほとんど同じ感覚でした。音量も変わらない、 というか新品だけあってウチのボロい国内仕様マフラーより静かな気もします。インナーパイプの口径が、後期型のマフラーより若干細めなのでそれが一因かも。 キャブのセッティング等はしませんでしたが、伸びの悪さや薄い感じも無く、感想は良くも悪くも『普通』ですかね。
次に、いよいよインナーパイプを外して、始動…やっぱり煩いなぁ(汗
音質は、高音のペケペケした音は少ないように思います。それよりやや低めの、パパパ…とかポポポ…とか聞こえるような、そんな雰囲気です。
単気筒なので弾けるような、勢いのある音ですね。…だけど問題は、音質より音量。インナー抜いただけで音量は当社比(?)5倍くらいに跳ね上がり、周囲の目が気になります。走行感については、
比較できるほど乗れなかったので、また後日改めて。
結果的にはインナーパイプ入れてれば、国内純正マフラーと変わらない程度です。10mmのレンチでM6ボルト1本外すだけで、音だけは劇的に変化します。抜けも良くなってるんでしょうが、 レースにでも出てみないと違いは分からないような気もするし、でも昨今の情勢で音量規制の厳しくなったレースに使えるのか、非常に怪しいです(YZ-Fの方が静かな気さえする…なら一体何の役に立つのか。ハッタリ専用?)まぁ、色々と可能性を秘めてそうなマフラーではあります。 見た目も無骨で、僕はこういうの好きですし。今使ってるのが腐って穴あいたとか、どうしても純正にこだわりたくて、新品を買うんだ…なんて人は、とりあえず検討してみるのも良いかも知れません。
PROSKILL 詳細不明
オークションで落としました。何だかよく判りません。
重量:約1.6kg
排気口径:23mm
さっきまでのと比べると、アホのように軽いです。
2st用サイレンサの前後に、TTRに合わせた部品をくっ付けたような構造してます。 エキパイからマフラーへ向かってテーパー状に径が大きくなってて、「これは良いかも」なんて思ったけど、結局は マフラー部分で内径が急に狭くなってるので、それほど抜けは良くない様子。多段膨張式よりは全然いいですけどね。
(ん?この場合マフラーじゃなくてサイレンサーって言うべきですか?)
これもインナーパイプ入ってます。
まぁ、外したくはないですが…
以上のことから大体予想はついてましたが、ストレート構造ゆえに爆音です。スパトラよりやかましい気がします。 「軽い」って理由だけでは使いたくないかも。
とりあえずグラスウール巻き直してみました。
4st用という売り文句のウール使用。
現在排気漏れ修理中。 …あぁもう!液ガス塗りたくってやる(怒
2009/06/13 追記
5/30、31にデュアルスポーツ小豆島行ってたんですが、このマフラー付けたTTRと遭遇!しかしウチのより静かだったなぁ、インナーパイプが違うのか?それともウチのが排気漏れしてるから??何でだろう。
お話を伺ってみたかったんだけど、声を掛けるタイミングを計ってるうちに当方のグループが出発しちゃいました。その後は会えずに終了…。