YAMAHA TT250R
目次 - タンク
- TT250R 純正 鉄タンク
- TT250Raid 純正 鉄タンク
- WRルックキット ポリタンク (海外仕様純正品)
- IMS ポリタンク(TTR専用フィッティング付属)
- XR400R 純正 ポリタンク
- 【参考】 XRレーサー系ポリタンク用 燃料コックの話。
TT250R 純正 鉄タンク

TT250R 4GY1・4RR1・4RR2
容量:9L

使用例
といっても、単にノーマルな訳ですが。
純正タンクです、説明不要でしょうが一応。固定はラバーマウント。フレーム左右の突起に取り付けたダンパーゴムにタンクの受け部分を合わせて押し込み、後端をステーとゴムで挟んでフレームにボルト留めな固定法。
WRルックキット装着済みのTTRしか乗った事無かったので、この部品取りTTRが来たときは、タンクがかなり細く感じました。タンクの違いだけでも結構印象が変わりますね。
TT250Raid 純正 鉄タンク

TT250Raid 4GY3、4GY5、4WA1
容量:16L
重量:4.3kg(参考値・タンク本体のみ)
こちらも純正、ツーリング仕様なRaidのタンクです。
TTRとRaidはタンク&シートをセットで交換すれば、それぞれ互換性があります。少し気になるのは、シート後端の形状が若干異なるため、リアキャリア等の選択によっては干渉しそうな気もします。(未確認)
固定はTTRと同様のラバーマウントですが、容量増=重量増によるタンクの振れに対応するためか、フレームに『ダンパ,ロケーティング4(4GY-24184-00)』という名称のダンパーゴムが追加されています。固定はタイラップ留め。このゴムが付いた状態でTTRタンクも取り付けられます。
WRルックキット ポリタンク (海外仕様純正品)

TTR250 TT250R用WRルック外装キット
容量:9.5L

使用例
これはこれで好きな部品の組み合わせでした。
レース自体はキャブセッティング不良で最悪…orz
(自分が下手なのが最大の原因ですけどね。)
ワイズギアから純正オプションとして販売されていた『WRルック外装キット』(既に廃盤?)のポリタンクです。WRルックキットは海外仕様の青い外装パーツとポリタンク、タンクを国内仕様のフレームに取り付けるための専用ステー、WR250F等で使用されていたH4仕様ガラスレンズ付ライトカウル等がセットになったもので、タンクの固定ステー以外海外仕様でも使われている部品はYAMAHA純正部品の取扱店で注文できます。(09/02/07:一部修正)
また、固定ステーについてもアルミ等で作製でき、そういった記事が載った雑誌もあるようです。WRルックキットのタンクステーは色々と考えてあるので手の込んだ造りになっていますが、もっとシンプルな物なら簡単に作れます。ついでに参考情報ですが、下記のIMSタンク付属のステーでWRルックのポリタンクを取り付けることもできます。
(上の写真も、よく見るとタンク下に銀色のステーが見えると思います。)
WRルックキットにも『ダンパ,ロケーティング4(4GY-24184-00)』が付属。
IMS ポリタンク(TTR専用フィッティング付属)

社外品
容量:17.5L(らしい)
箱開けたら異臭が…タンク内でスライム生成 orz
灯油で洗浄すりゃ済むのはポリタンクの利点かも、、、
IMSがXR系用として販売したものに、どこだったかがステー等のフィッティングキットを製作して付属し、販売したものらしい(…僕がTTR乗り始めた頃には、既に廃盤になってました)。燃料コックはXRレーサー系のポリタンクのものを流用します。
(まとめ中)
XR400R 純正 ポリタンク

XR400R NE03?
容量:9.5L?
XR400R(NE03)のタンク…だと思います。オークションで中古を購入。
これまでずっとWRルックキットのタンクをIMSのステーで使用していましたが、ナイトランでRaidライトを使いたい…と思ってもタンクとライトガードが干渉し、使えなかったのが何となく不満でした。それを解決すべく選択したのが、TTR純正とよく似た?形状のこのタンク。上記のIMSタンクの件からも、固定ステーさえ何とかすれば使えたりするのかなぁ、とか思っちゃいました。
とりあえずオークションで手頃なものをサクッと落札…したかったけど、ソコソコな価格に。XR系車両間での流用例も多く、結構な人気商品ですな。まぁ何とか落札できたので、手元に届いたタンクをフレームへ乗せてシートを合わせてみました。予想以上にスッキリと収まりそうですが、各部に干渉しないよう取り付けるための工夫と固定ステー製作が必要です。
参考情報
・XR600R用?と思われるポリタンクを装着しているTTRは、WEB上で確認できる。
・XR250R(ME06)用はフレームの通る部分の幅が狭く、またハーネス等への干渉もあり、取付困難?
(ただ、実際取り付けている方も居るようです。ME06用のほうがスリムでスッキリした見た目かも。
…僕の場合は、手に入れたサンプルが赤タンクだったので、使い辛かったってのがホンネですw)

正面からサイズ比較。
タンクステーの有無で高さが違ってますが、
ME06用(右)の方が、NE03?用(左)より
ひと回り小さいのがわかると思います。
※TTRへの取付

用意したタンクを、とりあえず乗せてみます。
全体の収まりは良さそうです。
タンク位置はWRルックのものより下がり気味で、形状からすると重心も低くなりそうです。その分、シートの先端がやや余ってますね…何とかしなきゃ。
タンクの固定ステーを作らなきゃならないので、ここでしっかりと位置決めをします。ME06のはタンク本体が入らず苦戦しましたが、こちらは予想以上に簡単。ただ燃料コックの干渉ですこし引っ掛かって、XR650Rのコックも買ってみたんだけど失敗。でも再度マウント位置の見直しをした所、何とかなりそうな雰囲気に。駄目ならヒートガン借りて凹ませよう…。結果、ステー自体はかなり単純な形状で良さそうです。

ステーの作製は加工屋さんに依頼しました。
細かい精度や見た目は気にしないので、ザックリと。

シートは予備のものを加工しました。
先端部をタンクに合わせ切断し、表皮を張り直し。
※シート加工編はコチラ(別ページ)
あとは固定に必要なボルト、スペーサー、ステー等を用意します。詳細は組立作業の解説を参考にして下さい。

まずフレームにダンパーゴムを取り付けます。
インシュロックで固定するので取り付け位置は限られますが、出来るだけ前寄りに固定します。
配線も整理しなきゃな…

後ろ側の位置決めにはスポンジゴムを使います。
100×100×20mmのものを買ってきましたが、曲げてタンクに押し込むとスッポリと収まりました。ゴム素材のため、フレーム側にもしっかり嵌まります。大きさ・厚さともにジャストサイズでした。
…最初はダンパーゴムを2個用意して取り付けようと思っていたんですが、実際にやってみると、もう少しタンク後部を持ち上げた方が良さそうだと判りました。そこで上記のスポンジゴムを買ってきて適当にスキ間に詰めようと思っていたんですが、写真のようにタンク側へ合わせてみたところピッタリだった訳です。ただこのスポンジゴム、色素が移るとか耐油じゃないとか経年劣化で縮むとか、耐久性には疑問アリです。でもまぁこのサイズで90円だったし、定期交換すれば問題ないでしょう。

次は前側左右ステーの取り付け、位置確認です。
エンジンマウントステーを挟むように取り付けます。純正より長いボルトが2本必要になりますが、IMSのタンクステー取り付けボルト(長さ約9cm)を流用しました。
ウチのTTRはオイルクーラーも付いてるので、クーラー取り付けステーを一緒に付けておきます。
写真ではクーラーコアも既に付けちゃってますが、タンク取付時にボルトが入らなかったので一度外しました。取付順序を考えなきゃ駄目ですね。

タンクを乗せ、前ステーに固定します。
ステー間には5~6mm程度(未定)のスペーサーを挟んで取り付けます。(とりあえずM8ナットで代用…)
奥のナットやワッシャを入れるのに少し手間取るけど、それほどややこしくもない、といった感じ?
このステーを作るときに「スペーサーを一体化する」とか「ヘリサートを埋め込む」といった事も考えたんですが、寸法がはっきりしなかったので見送りました。スペーサー一体式でネジ穴もあれば取り付けがかなり簡単になりそうなので、次回作製時に採用してみる予定。でも…とりあえず現状で問題無いから、今のステーが壊れるとか余程の不具合が出なければ、作ることは無いんだろうなぁ。
タンクを乗せたらステーの固定ボルトを若干緩め、タンクを前後左右に振って搭載位置は良いか、干渉してないか等をチェックしてみました。スポンジゴムのおかげでピッタリです。

タンク後部の固定は、たまたま持ってた汎用ステー。
ステンレス製で、厚さは約1.5mmのもの。
何かに使った残りみたいで端が切れてたけど、長さが丁度良かったので使用します。少しだけ曲げて位置を調節しました。

加工済みシートを取り付け。
※シート加工編はコチラ(別ページ)
専用に加工したので、キレイに収まってます…ホントは若干切り過ぎて短くなっちゃったんですけど、判りますか?
シート加工編にも書いてますが、先端部の固定を省略してるので、問題無さそうな程度ですが若干グラつきます。何か方法考えて、ちゃんと固定したいです。

色々大変でしたが、これでようやく完成です。
タンク形状の違いで全体がやや低く見える…かな…微妙?まぁパッと見はノーマルTTRと大差ない感じですな。

気になってた(というか途中まで忘れてた)オイルクーラーは紙一重で干渉を回避。
運が良かったのか…でも転んで曲がったら当たるよな、コレ。
まぁこの辺の対処は、不具合出てからで良いか…。

もひとつ気になる点。
初めの方でも書きましたが、キャブのスロットルワイヤー取付ステー部分が微妙に干渉しそう。スキ間はあるんですが、数ミリ程度です。
このあとキャブを若干傾けて固定し、タンクの当たりそうな部分にはゴム板を両面テープで貼ってみました。暫くは走行毎の点検で様子を見ますが、駄目なら加工ですね(でもコック取付部の近くだから、あまり弄りたくないんだよな…)。
【参考】 XRレーサー系ポリタンク用 燃料コックの話。
色々調べてみたので、参考情報として置いておきます。部品番号の間違い等、確認とってない部分も有りますのでご注意下さい。ココの情報を元に部品を注文される場合は、念のためご自身またはバイク屋にて再度確認してから注文して下さいね。
部品番号 | 取付位置 | 出口方向 | ニップル径 | リザーブ | 分解可否 | 使用車種 |
16950-MBN-671 | 右 | 後 | 大径 | 有 | +ネジ | XR650R |
16950-MN1-871 | 左 | 後 | 不明 | ? | カシメ | XR600R |
16950-KCY-671 | 左 | 後 | 大径 | 有 | カシメ | XR400R |
16950-KSE-003 | 左 | 後 | 不明 | 無 | カシメ | CRF150R |
16950-GEL-701 | 左 | 後 | 小径 | 有 | 不明 | CRF50F |
16950-MA0-005 | 左 | 後 | *** | *** | *** | XR200R |
16950-KT0-831 | 左 | 後 | *** | *** | *** | ↑の代替品? |
16950-KCE-670 | 左 | 後 | 小径 | 有 | カシメ | XR250R(ME08) |
*** | *** | *** | *** | *** | *** | *** |
※後日実測してみたところ、大径:内径約6mm・小径:内径約4mmでした。
※CR系等モトクロッサーのは調べてませんが、どうやら購入した中古XRタンクに付いてきたのがそれみたいです。
形状等のマイナーチェンジや車種毎のリザーブ設定の違いが多く、枝番も無数にあってどうしようも無いので、全リスト化は諦めました。上記の分だけでも、ある程度の傾向はつかめたように思います。
[1] リザーブ無し・下出し・大径 … リザーブの必要無いモトクロッサー向け。2st?
[2] リザーブ無し・後出し・大径 … 上記コックのニップル向き変更。4stモトクロッサーに使用?
[3] リザーブ無し・後出し・小径 … リザーブの必要無いモトクロッサー向け。小排気量車?
[4] リザーブ有り・後出し・大径 … エンデューロレーサー向け。大径ニップルで燃料消費の激しい車両に対応?
[5] リザーブ有り・後出し・小径 … エンデューロレーサー向け。XR200R、ME06等
まだ他にも有りそうですが、とりあえずこんなもんでしょうか。上記は全部推測ですが、リザーブの有無はMXかEDかといった用途の違いでしょうね、よく考えれば当たり前なんですが。市販車には鉄タンク用コックが有るし、その辺で使い分けてるようです。例外は、やはりXR650Rのタンク右側に取り付けるタイプでしょうか。エンジンやキャブ、タンクのレイアウト上の問題かな?
部品番号 | 部品名 | 備考 |
16997-467-000 | Oリング | 11.8×3.55mm? |
17626-467-000 | カラー | *** |
96001-06014-00 | BOLT,FRANGE | 6×14 |
96001-06016-00 | BOLT,FRANGE | 6×16 |
96001-06018-00 | BOLT,FRANGE | 6×18 |
コチラはタンクにコックを取り付けるための部品等。Oリング、カラーは共通のようですが、固定ボルトは長さが数種類あるようです。タンクによって固定部が若干違うのかな。…多分M6×14mmだから06014ですかね。先頭の5桁がボルトの形状というか種類のようなので、この応用でいろんな長さのボルトが買えるかも?